図面が見つからない金型の形状を、
今後の検討に使えるデータとして残したい。
土屋精機製作所では、現物の計測とデータ作成の技術を活用し、金型の3Dデータ化についてご相談を承ります。まずは、金型のどの部分を、何のためにデータ化したいかを確認。形状・大きさ・必要な成果物を踏まえて、対応できる範囲を検討します。
対象物・用途・数量・必要な作業を確認し、対応可否をご案内します。神奈川県横浜市を拠点に、関東・全国からのご相談を承ります。

01 / このようなお困りごとはありませんか?
このようなお困りごとはありませんか?
図面・CADデータが残っていない
長年使用してきた金型について、現物はあるものの製作時の図面や3Dデータが見つからない。現在の形状を把握するためにデータ化したい。
金型の保管・管理を見直したい
保管している金型の形状情報を整理したい。データとして残す目的と必要な範囲を決め、今後の管理や検討に役立てたい。
補修前に形状を確認したい
摩耗や欠損がある箇所について、現状を記録したい。残っている資料や相手部品と照らし合わせ、補修に必要な情報を整理したい。
金型部品の再製作を検討したい
金型全体ではなく、一部の部品を製作できるか相談したい。現物と図面、使用条件をもとに、データ化や加工の範囲を確認したい。
02 / 金型3Dデータ化・補修で大切にしていること
金型3Dデータ化・補修で大切にしていること
用途から必要なデータを整理
形状の記録と、再加工に使うCADデータの作成では、必要な作業が異なります。「何に使うか」を先に確認し、測定する箇所やデータ作成の範囲を整理します。
現物の形状取得とCAD化を分けて検討
3Dスキャンで得られる表面形状と、設計・加工に使うCADモデルは同じものではありません。データを編集して使う場合は、面の作成や形状の再構築など、別の作業が必要になることがあります。
加工につなげる場合は部品仕様も確認
補修用部品の製作まで検討する場合は、形状だけでなく、材質・熱処理・必要な精度などの情報を確認します。データ化できることと、同じ条件で加工・使用できることは区別して判断します。

03 / データ化の対象・必要情報・対応条件
データ化の対象・必要情報・対応条件
型全体か一部の部品か、取得したい面を測定できるか、どのようなデータが必要かなどを確認し、対応できる範囲をご案内します。
| 相談時の対象情報 | 金型の種類・用途、全体と対象部分の写真、外形寸法・重量、材質が分かる資料をお知らせください。分解や取り扱いの条件も確認します。 |
|---|---|
| 測定範囲の目安 | 測定範囲はφ500mm・高さ200mmです。金型の形状・重量・固定方法を確認して、測定できる範囲をご案内します。 |
| 取得したい箇所 | 外面、合わせ面、凹部など、必要な箇所を指定してください。深い穴や入り組んだ形状など、光が届きにくい部分は測定できないことがあります。 |
| CAD化の範囲 | 全体形状か一部分か、修正可能なCADが必要かなどを確認します。複雑な自由曲面を含む場合は、形状の再構築に大きな工数がかかるため、対応できないことがあります。 |
| 納品データ | 必要な形式・利用ソフト・用途をお知らせください。形式名だけではなく、面・ソリッドなど必要な内容を確認し、納品範囲を個別に取り決めます。 |
| 補修・加工 | 補修に必要なデータ作成や部品加工の相談は、金型・部品の状態と要求仕様に応じて検討します。肉盛り溶接・熱処理・再研磨などをご希望の場合は、必要な作業をお知らせください。対応できる範囲を個別に確認します。 |
04 / 金型データ化を検討する流れの例
金型データ化を検討する流れの例
参考例図面のない金型の一部形状を、将来の検討に使うため記録する場合を例に示します。
金型全体か特定の面・部品かを整理。記録用か、CAD編集用か、再製作用かを確認します。
測定できる箇所・できない箇所を確認し、必要な形状を取得。不足する情報を整理します。
確認した範囲でデータを作成。補修や部品加工に使う場合は、元の形状や必要仕様を別途確認します。
補修や再製作に活用する場合は、形状データに加えて、材質・熱処理・組み付け条件なども確認します。
現物と3Dモデルの例
ホイールの現物と3Dモデルの断面表示です。曲面や断面形状をデータで確認する際の参考にご覧ください。
ホイールの形状データ


05 / 計測・データ作成・加工を支える設備
計測・データ作成・加工を支える設備
現物の表面形状を取得する測定設備を活用します。加工まで検討する場合は、部品の材質・形状・精度に合う加工方法を確認します。測定可能な大きさと加工可能な大きさは、それぞれ別の条件です。

形状の計測
金型の表面形状を取得する測定設備。必要な面が測定できるかを確認し、データ化する対象範囲を検討します。

部品加工の検討
補修用部品の切削加工を検討する場合は、材質・硬さ・必要精度などを確認。金型全体の製作や修理と、部分的な加工は区別して相談します。
06 / ご相談から納品までの流れ
ご相談から納品までの流れ
写真・対象箇所・目的をお知らせください
金型の用途、全体の写真、データ化したい部分、大きさ・重量、お手元の図面や製品情報をお知らせください。
形状・取り扱い条件を確認
測定できる面や固定方法、送付・取り扱いの可否を確認。複雑な形状は、CAD化の工数や実現性も検討します。
納品データと作業範囲を確認
必要なデータ形式だけでなく、対象範囲、修正箇所、精度の考え方、費用・納期を確認します。有料の事前作業が必要な場合は着手前に確認します。
計測・データ作成・内容確認
確認した範囲で計測とデータ作成を行います。補修部品の加工を伴う場合は、加工仕様や必要な確認を別途整理して進めます。
確認内容や工程の順序は、ご依頼内容と資料の有無によって変わります。
07 / 費用・納期について
費用・納期について
作業内容に応じてお見積もり
費用は、金型の大きさだけでなく、測定面の数、入り組んだ部分の有無、データ化する範囲、CAD再構築や形状修正の内容によって変わります。全体のCAD化が難しい場合でも、対象を一部に絞って検討できるか確認します。
希望納期は初めにお知らせください
希望納期と金型を使用できない期間をお知らせください。金型の状態、作業範囲、必要な工数、機械の稼働状況などを確認してご案内します。送付・分解等が必要な場合は、その準備期間も含めて進め方を相談します。
08 / 金型3Dデータ化・補修のよくある質問
金型3Dデータ化・補修のよくある質問
図面がなくても金型をCAD化できますか?
現物の形状と必要なデータの内容を確認して検討します。複雑な自由曲面、測定しにくい部分、失われた形状などは、対応や再構築が難しい場合があります。
摩耗する前の形状に戻せますか?
現状の測定だけで元の形状が分かるわけではありません。図面、製品、相手部品などの情報も使い、元の形状を判断できるかを確認します。
金型全体ではなく一部だけでも相談できますか?
はい。対象箇所と利用目的をお知らせください。部分的なデータ化や部品加工を含め、作業範囲を検討します。
スキャンデータがあれば、そのまま金型を製作できますか?
取得した形状データだけでは、設計・加工に必要な情報が不足することがあります。CAD化、基準寸法、材質、熱処理、部品間の関係などを別途確認する必要があります。
溶接や研磨を含めた金型修理を依頼できますか?
金型の状態と必要な作業をお知らせください。計測・データ作成・部品加工を中心に、対応できる工程を確認します。
データ化すれば金型を処分できますか?
データだけで将来必要な製作情報をすべて残せるとは限りません。記録の内容、再製作に必要な情報、関係者との取り決めを確認し、現物の扱いは別途判断してください。