現物の計測から、
目的に合う3Dデータの作成へ。
土屋精機製作所では、機械部品などの3Dスキャン・データ作成のご相談を承ります。現物の形状を記録したい、CADで編集したい、部品を製作したいなど、データの使い道に合わせて必要な工程を検討します。
対象物の写真と、データの用途をお知らせください。形状・サイズ・必要な精度を確認し、計測・CAD化・加工までの対応範囲をご案内します。神奈川県横浜市を拠点に、全国からのご相談を承ります。

取得したい面・穴・曲面と、測定条件を確認します。
メッシュやCADなど、利用目的に合うデータを検討します。
部品製作を伴う場合は、材質・数量・加工仕様も確認します。
SERVICE
3Dスキャン・データ作成で依頼できること
現物から形状を取得する作業と、設計・加工に使えるデータを作成する作業は、それぞれ内容が異なります。どの工程が必要かを確認して、対応範囲を決めます。
| 現物の形状取得 | 対象物の表面を測定し、取得できる形状と寸法を確認します。全体を記録したいのか、特定の面や穴を確認したいのかをお知らせください。 |
|---|---|
| 形状データの整理 | 利用目的に応じて、必要な範囲やデータ処理の内容を検討します。欠けた箇所の補間や不要部分の処理は、実施範囲を確認して進めます。 |
| CADデータの作成 | 現物や測定データをもとに、面・穴などの形状を再構築する方法を検討します。複雑な自由曲面では、必要な工数によって対応が難しい場合があります。 |
| 部品製作への活用 | 部品の再製作や形状変更を伴う場合は、作成するデータと加工仕様を確認します。アルミを中心とした切削加工まで含めてご相談いただけます。 |
スキャンのみ、CAD化を含む作業、加工までの相談など、対象物とご希望に応じて個別に対応可否をご案内します。
MEASUREMENT CONDITIONS
測定できる対象と、確認が必要な条件
3Dスキャンの可否は、対象物の大きさだけでは決まりません。取得したい箇所、表面の状態、固定方法、必要な精度などを確認します。
取得したい形状・箇所
外面、平面、円筒、穴、曲面など、必要な部分を指定してください。部品全体の形状を残す場合と、取り付け面や穴位置を確認する場合では、測定の進め方が変わります。
深い穴の奥、入り組んだ凹部、外から見えない内部構造など、光が届かない部分は表面のスキャンだけでは取得できません。姿勢を変えて測定できるか、ほかの資料で補えるかも確認します。
表面・材質・取り扱い
光沢、透明性、黒色、汚れなどは、測定条件に影響する場合があります。表面に処置が必要な場合は、対象物への影響と実施可否を事前に確認します。
重量、固定できる箇所、分解の可否、触れてよい部分などもお知らせください。取り扱いに条件がある現物は、送付の前に進め方をご相談ください。
DATA TYPES
スキャンデータとCADデータは、何が違うのか
「3Dデータ」という言葉でも、含まれる情報や編集できる内容は異なります。必要な形式だけでなく、どのソフトで、どのような作業に使うかを共有することが大切です。
計測で取得する形状情報
対象物の表面上の位置情報を取得します。形状や測定姿勢により、取得できる箇所と、情報が不足する箇所が生じます。
測定したい範囲、重要な寸法、現物の状態、取りこぼしを補う方法。
メッシュ:表面の形を表すデータ
三角形の面などで表面形状を表します。形状の閲覧や比較、造形等に使われますが、設計用CADのモデルと同じ方法で、穴径や面の位置を編集できるとは限りません。
必要な範囲やデータの細かさ、欠けた箇所の扱い、利用ソフトとの相性。
CAD:設計・加工のために再構築するデータ
用途に応じて面や形状を作成し、CADモデルを構築します。穴位置や基準寸法を確認したり、必要な箇所を変更したりする作業は、範囲を決めて進めます。
編集したい箇所、基準や公差、面・ソリッドなどの必要な内容、加工仕様。
メッシュのまま使える用途もあり、すべての案件でCAD化・ソリッド化が必要なわけではありません。データの種類や作業工程は、利用目的に合わせて取り決めます。
現物と3Dモデルの例
樹脂部品や金属部品の現物と3Dモデルをご紹介します。必要な面や穴、断面の確認など、用途に合わせてデータを作成します。
コーナーストッパー


自動車カム


EQUIPMENT & DELIVERABLES
使用設備と、納品データの確認事項

3Dスキャナー型三次元測定機
キーエンス製の測定設備を使用し、現物の形状・寸法を取得します。取得した情報を、必要なデータ作成や部品製作の検討に活用します。
測定範囲
φ500mm・高さ200mm
対象物の形状・重量・固定方法に応じて、測定できる範囲を確認します。
| 利用目的・ソフト | 形状の記録、CAD編集、比較、加工などの使い道と、使用するソフトをお知らせください。 |
|---|---|
| 希望する形式 | STL、STEP、IGESなど、ご希望があればお知らせください。形式ごとの納品可否は、作成するデータの内容とあわせて個別に確認します。 |
| 対象範囲・修正箇所 | 全体か一部か、現状の形を残すか、補修・変更するかを確認します。見えない箇所や欠損部の扱いも取り決めます。 |
| 精度・確認方法 | 重要な寸法・要求公差・確認したい箇所をお知らせください。測定方法とデータ作成の範囲を確認します。 |
WORKFLOW
現物の確認からデータ作成までの工程
対象物とデータの利用目的を共有
全体と必要箇所の写真、寸法・重量・材質、図面の有無、データの使い道をお知らせください。
測定条件と成果物を確認
測定する範囲、姿勢・固定・表面処置の要否、CAD化や修正の範囲、希望形式・必要精度を整理します。現物の送付が必要な場合は方法をご案内します。
作業内容・費用・納期を確認
計測のみか、データ処理やCAD化を含むかを確認します。事前調査などに費用がかかる場合も、実施前に内容を共有します。
計測・データ処理・必要に応じたCAD化
取り決めた範囲で作業を進めます。形状の不足や仕様の不明点がある場合は、確認したうえで進め方を検討します。
データの内容確認・納品
対象範囲とデータの内容を確認して納品します。加工まで行う場合は、材質・数量・必要精度などの製作条件を整理し、切削加工へつなげます。
APPLICATIONS
3Dスキャン・データ作成の活用用途
現物の形状を取得し、必要な情報を整理する技術は、リバースエンジニアリングのさまざまな用途につながります。目的別の確認事項は、各ページでご案内しています。
ESTIMATE
費用・納期と、ご依頼時に必要な情報
計測とCAD化で、必要な工数は異なります
費用は、対象物の大きさ、測定面の数、姿勢変更、表面状態、データ処理やCAD再構築の範囲によって変わります。単純な形式変換と、形状を作り直す作業は分けて検討します。
複雑な自由曲面のCAD化は工数が大きく、対応が難しい場合があります。全体が必要か、特定の範囲でよいかも含めてご相談ください。
現物を預けられる期間もお知らせください
納期は、形状・作業範囲・工数・稼働状況等を確認してご案内します。必要な時期に加え、対象物を確認できる期間や、取り外し・送付の条件もお知らせください。
お見積もりは無料です。現物調査や計測、データ作成などの作業が必要な場合は、内容と費用を実施前に確認します。
相談時にお送りいただきたい情報
- 対象物の全体・必要箇所の写真、寸法・重量・材質
- 図面や仕様書、相手部品など、残っている資料
- データの利用目的、使用ソフト、ご希望の形式
- 重要な寸法・公差、修正したい箇所、希望納期
- スキャンのみ・CAD化・加工までなど、ご希望の作業範囲
FAQ
3Dスキャン・データ作成のよくある質問
スキャンすれば、そのまま編集できるCADになりますか?
必ずしもそうではありません。取得した形状と、CADの面・ソリッドとして扱う形状では、情報や編集方法が異なります。必要に応じて再構築するため、利用目的を伺って作業範囲を確認します。
STL・STEP・IGESなどの形式を指定できますか?
希望形式と利用ソフトをお知らせください。各形式での納品可否、必要な形状や編集内容を確認してご案内します。ファイル形式だけでは、期待する編集ができるか判断できないことがあります。
測定精度はどのくらいですか?
対象物の形状、表面、測定条件等で変わります。必要な寸法・公差をお知らせください。測定条件に応じて、確認方法をご案内します。
穴の奥や内部構造も取得できますか?
光が届かない箇所や外から見えない内部は、表面のスキャンだけでは取得できません。測定姿勢を変えられるか、図面等で補えるかも含めて確認します。
現物が摩耗・破損していても相談できますか?
はい。取得できる現状形状と、製作したい形状を分けて確認します。元の寸法が分からない場合は、相手部品や残っている資料等が必要になることがあります。
スキャンやデータ作成だけでも依頼できますか?
対象物と必要な成果物をお知らせください。形状や工数、稼働状況を踏まえて対応可否をご案内します。加工までご希望の場合は、材質・数量・必要な精度もあわせてご相談ください。